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貴方の家の”お墓の建て方は…”

 墓は外観はともかく、墓のまつりの内容で、俗に云われる吉相の墓にも凶相の墓にもなってしまうものなのです。

 お墓を建てると云っても、遺骨がある場合とない場合、又、古くからのお墓をつくり直す場合、又、遠い田舎の墓を自分の近くに移す場合、更に、永くつづいた先祖を沢山持っている本家と、全く身軽な分家とある。正しくは、それに伴って、墓のつくり方、扱い方はいろいろなケースがあり違ってくるのです。

 一口に墓と云いますが、最近は墓の認識が時代と共に変わり、お葬式が出来てその遺骨を納めるためにつくられる、いわば、納骨のための墓になってしまい、墓本来の意味を全く考えていない墓になっているのです。最近では見た目に美しいガーデニングの墓、デザイン墓が多く見られるようになりましたが、もともと墓は死者を祀り、供養するためにつくられて来たもので、納骨することと併せ、一周忌、三回忌と云った死者のための法要(十三仏事のこと)をしているのですから、墓の建て方やまつり方にも、こうした意味合いを持たせた墓であってほしいものです。貴方の親が死んで、過去の記憶だけのものとなっていても貴方を生んだと云う事実は厳然としてあるのです。と云うことは、過去と現在は綿々と続きその関係は生きているのです。過去がなければ現在もないし、当然未来もありません。親と子、孫へと続いて行くには親の死を子へつなぎ、更に孫へつなぐことが大切で、墓を遺骨の入れものだけとしてしまってはいけません。墓にはよくお参りをすると云われますが、お参りして生前を偲ぶこともすばらしいことですが、更にもう一歩踏み込んだ、まつりや供養があって始めて追善、追福となるのです。

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